パスケースのカスタムオーダーと『フェノミナ』の話
2020.07.02 Thursday
【パスケースのカスタムオーダー】
今回ご紹介しますのは先日納品致しましたパスケースのカスタムオーダー品です。
レザーはブラックのブッテーロを使用。
ブッテーロはイタリア/ワルピエ社の体表的なレザーです。
赤いステッチが黒革に映えます。
ブラック×レッドステッチは人気がありますね^^
背面にはShinロゴ
内側にはポケットが二つ付いております。
お客様からご感想を頂きましたのでご紹介します。
加來様
先日無事に注文のパスケース受け取りました。
以前オーダーさせていただいたラウンドファスナーウォレットと同じ配色でと思い
今回も黒×赤ステッチでカスタムオーダーさせていただきました。
ラウンドファスナーはコードバンなので最初から艶々でしたが、
今回のパスケースはブッテーロなので、これからの変化を楽しみながら使い込んでいきたいです!
いつも丁寧な、お仕事で素晴らしい作品をありがとうございます。
埼玉県鴻巣市のN様、いつもありがとうございます!
さて、突然始まる映画の感想コーナーです。
イタリアンホラーの名作『フェノミナ』を久しぶりに観たので感想を書きました。
『フェノミナ』
1985年のイタリア映画
監督:ダリオ・アルジェント
主演:ジェニファー・コネリー
あらすじ
スイス北部の都市チューリッヒ郊外。この都市では弱い少女ばかりを標的にした連続殺人事件が起こっており、警察は高名な昆虫学者のマクレガー教授に腐敗した被害者の頭部を見せ意見を求める。被害者の頭部に集っている蛆虫が犯人を突き止める手がかりになると考えた教授は事件解決に向けて協力を約束する。
一方、市内の寄宿制女子学校に、有名な映画俳優を父に持つ美少女のジェニファーが転校してくる。彼女は昆虫と交信できる特異な能力の持ち主だった。持病の夢遊病で真夜中に徘徊している最中、殺人現場に遭遇したジェニファーは、ひょんなことからマクレガー教授と親しくなり、自分の持つ能力を活かして教授と共に事件の犯人を追うことになる。
wikipdiaより引用
子供の頃に実家に『フェノミナ』のビデオ(VHSではなくベータ)があり、ホラー映画好きだった僕は何度もこの『フェノミナ』を観た記憶があります。
かなりショッキングな映像が連発するので、正直そのショッキングシーンしか覚えておらず全体の流れ、ストーリーなどは忘れておりました。
たまたまアマゾンプライムビデオで見つけ、「懐かしい!」と思って観てみました。
そういえば昔はテレビでホラー映画のショッキングなシーンをひたすら集めた番組ってよくやってましたよね?
『狼男アメリカン』の変身シーンや『死霊のはらわた』のくるぶしに鉛筆をぶっ○すシーンとか...
『フェノミナ』のショッキングシーンも出ていた気がします。
そして『フェノミナ』はやはり名作でした。
これは誰もが言っていることなのですが、ジェニファー・コネリーの美しさが尋常じゃないです。
作り物の様な美しさで全盛期の宮沢りえに匹敵する可愛さ。
(これは子供の時はあまり気付きませんでした)
そんな美少女&虫&チンパンジー vs 連続殺人鬼という夢の様な作品なのです。
ちなみにチンパンジーというのは昆虫博士の助手でめちゃくちゃ可愛くて演技もうまいのです。
虫やグロ描写に耐性があれば観るべき作品だと思いますが、逆に耐性が無ければジェニファーの可愛さで中和されるとはいえかなりキツイとお思います。
虫も可愛い虫じゃなくて主に「ハエ」ですから。
ハエを連れてバスに乗って犯人の家を探しに出かけたりしているのを見ると、ハエも友達に見えてくるから不思議。
あとダリオ・アルジェントといえば緊迫したシーンで唐突にヘヴィメタルサウンドを流すことで有名ですね。
あれは意外と焦るので、「きたきた〜」という感じになるのですが、今回観たフェノミナでは緊迫したシーンの最中のメタルサウンドに歌詞の字幕まで表示されてました(笑)
気が散るったらないです。
でもそういうのもひっくるめて面白い映画です。
ジェニファー・コネリーさん(当時14歳)
ところで、子供の頃の実家の映画コレクション(親の趣味)というのは後の映画の趣味にかなり影響するような気がします。
ホラー映画好きだからフェノミナをよく観ていたのか、フェノミナを観ていたからホラー映画好きになったのか、、、
(割と昆虫が好きなのはフェノミナの影響か...)
コレクションの中にはマイケルジャクソンの「スリラー」のPVもありましたのでよく観ておりました。
ちなみに子供の頃に一番好きだった映画はスピルバーグの『未知との遭遇』で、何度観たのか分かりません。
宇宙人と音楽(音階?)でコミュニケーションするところが印象的です。
ということで、突然始まる映画の感想コーナーは以上です。
それでは今回はこの辺で。
SHIN代表兼職人の加來でした。