ミニトート/カスタムオーダーと簡単な革の補色のお話
2019.03.14 Thursday
【ダークブラウンの革製ミニトート/カスタムオーダー】
今回ご紹介しますのは先日納品いたしましたダークブラウンのミニトートです。
通常のベージュ色のステッチを革と同色のダークブラウンに変更しております。
それにより、カジュアル色が強いミニトートが少しフォーマル寄りになりました。
ミニトートは底が広いので意外と物が入ります。
オプションの底鋲を装備。
これもフォーマル感を出すのに一役買っております。
さて、お客様からご感想をいただきましたのでご紹介いたします。
こんにちは。
先日、ミニトートを受けとりましたMです。同色ステッチがどうかな…とドキドキしていましたが、合わせて良かったです!
綺麗目なコーディネートの時でも活躍しそうです。
荷物も結構入るので、子供が入園で少し手が離れるこれから、使いたおして味を出していこうと思います!大満足の買い物が久々できました!
加來さまありがとうございました。
国分寺市のM様、ありがとうございました!
使い倒して味を出す際に、擦れたりぶつけたりした時に革の色が薄くなったりすることがあると思います。
それもまた味ですが、少し補色したいなと思った時のお勧めがこちらの「kiwi SHOE POLISH」の黒です。
ブラウンではなく「黒」です。
元々着色用というわけではないので、同色のブラウン系ですとあまり補色できません。
元の色より濃い「黒」くらいが丁度いいのです。
クリームを少し布に着けて補色したい場所に塗り、すぐに乾拭きします。
とても簡単でしかも失敗の恐れがありません。
お試しあれ!
※上記はミニトート、ミリタリートート、ショルダーバッグ各種の「ダークブラウン」のメンテナンスに関してですので、他の革についてはお問い合わせください。
これです。
申し訳ございません、SHINオンライショップでは取り扱いがありませんので、ホームセンター等でお買い求めください。
試しにやってみましょう。
ちなみにこれはショルダーバッグで革の質が若干違いますがご参考にはなると思います。
引っ掻きキズや色ハゲがあります。
何度も言いますがこれはこれで「味」ではあります。
布に少量付けて...
ざっくばらんに塗ります。
乾拭きするとこのようになります。
味を残しながらも目立たなくなりました。
塗料、染料等は慣れていないと失敗の恐れがありますので、誰にでもできる簡単な補色の方法としてご紹介しました。
それでは今回はこの辺で。
SHIN代表兼職人の加來でした。